【下松市郷土資料・文化遺産デジタルアーカイブ】天王森古墳出土の大刀形埴輪などの3D画像を公開しました!
更新日:2022年11月13日
天王森古墳から出土した大刀形埴輪と、惣ヶ迫古墳から出土した朝顔形埴輪の3D画像を
「下松市郷土資料・文化遺産デジタルアーカイブ」に公開しました。3D画像は、こちらをクリックするとご覧いただけます。
お手持ちパソコン、スマホ、タブレット上で、拡大したり、回転させたりしながら見ることができます。
1500年前、古墳時代の下松に思いを馳せながら、先人達が造った埴輪をぜひご覧ください。
〇公開日時
令和4年11月1日(火)10時から
〇アクセス方法
このホームページから「下松市郷土資料・文化遺産デジタルアーカイブ」にアクセス後、
「考古資料」のページ(サイト内最下部に配置)にてご覧いただけます。
〇公開資料
・大刀形埴輪 1点(天王森古墳出土・6世紀前半)
鞘(さや)に収まった状態の大刀を表現している。近畿地方より西で全形が復元できたのは初めて。
継体天皇の墓と推定される大阪府高槻市の今城塚古墳出土の大刀形埴輪に似ており、天王森古墳の被葬者は、ヤマト王権から埴輪づくりの工人を派遣してもらえるほどの有力人物であったと考えられる。
・朝顔形埴輪 2点(惣ヶ迫古墳出土・6世紀)
国内ではあまり類を見ない形状の埴輪。韓国の古墳から出土した埴輪によく似ており、百済の影響を受けていると考えられる。当時の下松が、百済と関りがあったことを物語っている。